プログラミング等の作業用としては現在はM1 MacBookを使用しており、WindowsデスクトップPCは主にゲームなどエンタメ用に使用している。その為置き場所はリビングとなり、作業場と少しばかり離れていたりする。
それに加えて最近WindowsPCの動作が不安定になってきたため、暫くメンテナンスを繰り返すこととなり。最終的にはOS再インストールという結論。そのついでに今まで放置していた問題点など諸々対策することとした。
デスクトップPCは今時少なくなった自作PCで、筐体に至っては15年以上使っている。OSに至ってはVistaから7にアップグレードした際に一度クリーンインストールして以来、全てアップグレードインストールで、M/B&CPU等のハードウェアも2回ほどそのままアップグレード、ハードディスクの交換やSSDへの換装の際もクローンコピーツールを用いて環境を変えずに運用してきた経緯がある。
M/B買ったときにも店員さんに「クリンインストールした方が良い」と散々言われたのに、動くから〜とそのまま結果オーライで運用してきたので、とうとう破綻が来たのかなーくらいの印象。
Windows11をクリーンインストールする際、同じPC(ハードウェア)であればそのまま認証された。またユーザー設定をする際にマイクロソフトアカウントを使用してしまうと、ユーザーフォルダ名が適当な物にされてしまい後で変更するハメとなった。最初はローカルユーザーでセットアップした方が良いかもしれない。
ツールやゲームなどアプリを一通りインストールし直して環境を再現したところで無事終了。
ここからがリモート環境構築
- Macからのリモートデスクトップ
- これはMac用のMicrosoft Remote Desktopがあるので使用
- Macからssh接続
- Windows側でOpenSSHサーバーをインストール(設定→機能の追加)
- Windows側でOpenSSHサーバーを起動する(サービスの管理)
- SSHデフォルトシェルをPowershellにする
New-ItemProperty -Path "HKLM:\SOFTWARE\OpenSSH" -Name DefaultShell -Value "C:\Program Files\PowerShell\7\pwsh.exe" -PropertyType String -Force
- リモートで電源ON/OFF
- 電源OFFはリモートデスクトップもしくはSSHからシャットダウンコマンド(PSTOOLS)
- 電源ONはWindowsPCのBIOS設定でWakeup On LANを有効にする
- 電源設定で高速起動をOFF
- デバイスマネージャでネットワークカードの電源管理項目でmagicpacketでの起動を有効にする。また省電力機能をOFFにする
- magicpacketを発行するスクリプト(Powershell)を作成し、Macから起動することでWindowsPCの電源が入るのを確認(シャットダウン状態、休止状態、スリープ状態それぞれから起動出来る事を確認)
#! /usr/bin/env pwsh
# Wakeup On Lan
# Unicorn
$hostmac="XX-XX-XX-XX-XX-XX"
$mac_addr=@($hostmac)
$header=[byte[]](@(0xff)*6)
foreach ($item in $mac_addr){
Write-Host "Send magic packet to : " $item
$addr=[byte[]]($item.split("-") | %{ [Convert]::ToInt32($_,16) });
$magicpacket = $header + $addr * 16;
$target = [System.Net.IPAddress]::Broadcast;
$client = New-Object System.Net.Sockets.UdpClient;
$client.Connect($target, 2304);
$client.Send($magicpacket, $magicpacket.Length) | Out-Null
$client.Close()
Write-Host "Send magic paket to : " $item -ForegroundColor Green
}