データベース移植作業
ユーザーの作成
移動先のデータベースにも同じユーザーを作成しておきました(パスワードも同じにしておく)
データベースのバックアップ
root@xxxxx:~# mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 1094
Server version: 8.0.25-0ubuntu0.20.04.1 (Ubuntu)
Copyright (c) 2000, 2021, Oracle and/or its affiliates.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| xxxxxxxx |
| yyyyyyyy |
| information_schema |
| mysql |
| AAAAAAAA |
| performance_schema |
| sys |
| webdata |
+--------------------+
8 rows in set (0.00 sec)
mysql>
バックアップするマシンのmysqlにrootユーザー(mysqlの)でログインし、データベースの一覧を確認する
同様にバックアップ先のマシンのデータベースを確認し、バックアップ先にないものをバックアップします。コマンドは mysqldumpを使用しました。とりあえず移植と言うことで深く考えずにバックアップ先にないものを個別にバックアップしました。
root@xxxxx:~# mysqldump --lock-all-tables -u root -p --databases xxxxxxxx > xxxxxxxx
全てのデータベースを一度にバックアップする方法もありますが、システム用のデータベースも一緒になってしまい、バックアップ先で競合するのを避けるため、個別としました。
次にバックアップ先のマシンでリストアします。
user@yyyy:~$ mysql -u root -p < xxxxxxxxx
全てのデータベースをリストアして無事終了
サーバー引越完了の件
昨日メールサーバーの移行を終了したところで、DNSの参照先を新サーバーに切り替え、旧マシンの全ポートを閉じることで、全機能の引越を完了しました。
基本的にはServer World – ネットワークサーバー構築 (server-world.info)のサイトにある各OS毎(CentOS8、Ubuntu20.04LTS)の設定を参考に、新たにUbuntuサーバーを立ち上げつつ、データのみを移植する形で行いました。
作業内容は下記になります。
- mysql データベースの内容移植
- WEBサイトの移植
- /var/www 以下の移植
- /etd/httpd → /etc/apache2 への移植(基本的にコピーで良いが微調整は必要)
- Letsencriptの鍵情報移植
- /etc/letsencript をそのままコピー
- 仮想ホストごとにDNS参照を切り替えて動作を確認
- メーサーバーの移行
- 新サーバーにて個別にメールサーバーを立ち上げ、DNS参照先を切り替えて動作確認
- 旧サーバから各ユーザーのメールデータをコピー
- 新サーバー機能のインストール(旧サーバーでは運用していなかった機能追加)
- NextCloud(ownCloud後継のクラウドサービス)
- Rainloop(WEBメールサービス:過去にはSquirrelで運用していたが、動作が不安定だった)
次回以降、個々の作業内容について覚書きついでに投稿していきます。
個人的な話ですが、最近早期退職と言うことで仕事を辞めました。コロナ時期と関係ありそうですが、とくにそのようではなく、以前から希望していた退職願いが、仕事も一段落したところで漸く受け入れられたという経緯からなります。先のことはまだ決めていませんが、少し休みながら好きなことをして、これからの自分に何が出来るかなど、今後のことを考えていきたいと思っています。
それの一環として、独り言に使っていたこのブログサイトも色々活用していけたら、と考えています。まぁ、いまどき個人サーバーでブログなんて誰も見ていない自己満足日記サイトにしかならないと思いますが、こういうのも続けていければ何かに繋がるのではと期待して。。
WEBサーバー引越完了
見た目は全く変らないが、ここ数日でサーバーの引越を行なっておりWEBサーバーの引越が完了したのでテスト投稿です。
引越理由は運用していたサーバーのOS(CentOS8)が2021年末にサポート終了するとのことで、これを機会にUbuntu(20.04 LTS)サーバーに変更することにしました。
引越といってもRHELベースのCentOSからDebianベースのUbuntuへの引越なので、完全に新規インストールしてデータのみを移行して同じ環境を再構築するような流れとなります。
移行に関しては事故に備えて、現行サーバー(さくらVPS<V3>)をそのまま残して、新規サーバー(さくらVPS<V5>)を別に契約し、無理の無いようにデータ移行を行ない移行完了したサービスから順にDNS参照を変えて、すべてのサービスの移行後、旧サーバーを停止・解約とすることとしています。
現在WEBサーバーの移行が終了したので、あとはメールサーバー(各ユーザーのメールボックス)が残っているので完全移行はもう少し先となる予定です。
自粛期間の正しい過ごし方
RGサザビー
自粛期間が退屈で思わず購入&素組み。1/144なのに大きさに驚き。上半身だけでジオングを同じくらいありそう。
RG νガンダム
サザビー完成の翌週に作り始めた第2弾。これも素組みだけど、墨入れと軽く汚し入れました。
吹出しプラグイン
これも引越時の覚え書きメモで、表示用プラグインの設定で、まだ使用していない吹出しプラグイン
LIQUID SPEECH BALLOON
こんなふうに、まだアバターも未設定の状態
コンソール出力プラグイン
他サイトのブログを見ると、シェルコマンドの入出力の表記が綺麗なので、Wordpressでも出来ないかと調べてみたら結構あったので、プラグインを二つほど入れてみた。
Enlighter – Customizable Syntax Highlighter
SyntaxHighlighter Evolved
どちらもプログラムソースコード用で、コンソール出力も対応しているが、Enlighterはコピーコマンド付きでテーマを都度々設定する必要があり。Evolvedはコピーコマンドは無いがプラグイン設定でテーマ選択が固定出来る。両方の特徴を活かして、前者Enlighterはプログラムソースコード表示用とし、後者Evolvedは黒画面固定出来るということで、シェルコマンド画面用として使用することにしました。
サーバー引越などで再設定するときの覚え書きとします。
djangoサイト立ち上げメモ①
Django によるポータルサイトを公開したので、今後のメンテのためにメモを残しておきます。
まずは最初にPyhon環境から構築します。
Pythonはバージョン依存が大きい所もあるので、仮想環境を作ります。
当サイトではWEBアクセス用アカウントを使用しているので、そちらにsuして作業。
先に python 用 virtualenv をインストールします
$ python -m pip install virtualenv
djangoプロジェクトを作成する仮想環境を作成します。(WEBアクセス用アカウントで)
場所は適当で、python3.8 の環境にしてみました
$ virtualenv -p python3.8 venv
以降ドラフト
ポータルサイトは完成しているので、思い出しメモ代わりに追々と続けます。ただ殆どの内容は他サイト情報のコピペに近いものになるので、実際にこのサイトを構築するのに自分がやったことが中心に出来ればと思います。
- 仮想環境に各種ライブラリをインストール(mysql用ライブラリも含む)
- 公開サイトのプロジェクトを作成
- アプリケーション作成(top)
- ビュー作成
- モデル作成・データベース接続
- ビュー修正、テンプレート作成
- Apache環境へのデプロイ(https仮想サーバ設定)
Django と Letsencrypt
まろ茶ネットの公開WEBサーバーをSSL化するに当たってLeysencryptを導入しましたが、現在作成中のポータルサイトで採用しているDjango WEBアプリでは -webrootによるサイト登録がうまく行かない問題がありました。(現在はテスト用仮想サーバにて動作確認中)
certbot-auto で登録するサイトのwebroot(DocumentRoot?)に一時的な静的ファイルを作成して、登録URLからアクセスできるかどうかを確認しているようですが、DjangoではDocumentRootに静的ファイルを作成しても、WEBアプリのエンジンによりURLからアクセスできないようになっている感じ。
そこで、urls.py などを細工して、Letsencryptの静的ファイルにアクセスできるように誘導する必要がありました。
<project>/settings.py
# for Letsencrypt certification CERT_ROOT = os.path.join(BASE_DIR, '.well-known') CERT_URL = '/.well-known'
注).well-known はcertbot-autoが作成する静的ファイル
<project>/urls.py
urlpatterns = [ path('admin/', admin.site.urls), path('', include('top.urls')), path('tinymce/', include('tinymce.urls')), ] urlpatterns += static(settings.CERT_URL, document_root=settings.CERT_ROOT)
urlpatterns はリストに直接入れても良いような気がするが、上記のようにしないとうまく行きませんでした。
これでDjangoアプリサイトをLetsencryptに登録出来るようになりました。
下記サイトを参考にしました(と言いますか、まんまの情報です)
SSL証明書の取得(無料版letsencrypt)
CentOS8へのインストール
# dnf module -y install python36
# dnf -y install gcc mod_ssl python3-virtualenv redhat-rpm-config augeas-libs libffi-devel openssl-devel
# curl -O https://dl.eff.org/certbot-auto [root@marocha ~]# mv certbot-auto /usr/local/bin/
# chmod 700 /usr/local/bin/certbot-auto
登録コマンド
# certbot-auto certonly --webroot -w /var/www/html -d www.marochanet.org
バーチャルホストのサイトは並べて登録するか、続けて登録
更新コマンド(複数のバーチャルホストは一度に更新可能)
# certbot-auto renew
CentOS8にpythonモジュールmysqlclinetインストール問題
サーバーOSをCentOS8に変更した機会に、メインのポータルサイトをXOOPS環境から変更を検討中。
個人サイトのポータルなのでそんなに豊富なコンテンツはないが、かといって静的なHTMLサイトではつまらないと言うことで、Python環境のWEBアプリフレームワークDjangoの導入・勉強で進めている。
参考サイト
https://docs.djangoproject.com/ja/3.0/intro/tutorial01/
デフォルトのSQLite3からWordPressと同じMySQLに変更
https://qiita.com/SE_AmericanFootball/items/e222604943c500801746
しかし、CentOS8では MariaDBがメインになっているため、うまく mysqlclientがインストールできない。
そこで
$ dnf remove mariadb-devel
$ dnf install mysql-devel
とすることで
$ python pip install mysqlclient
が通るようになり
$ python manage.py migrate
などあとはSQLiteと同じ手続きで進めるようになった。