何年か前の記事にメダカの飼育をはじめたというネタがあったが、まずはそれの顛末から。
第一世代は卵を産んでくれたあとすぐに全滅してしまったが、これは寿命と環境の影響かなと2世代目に期待をかけたのだが、成魚のなったのは十数匹で3世代目を残してまた全滅。3世代目はどうも元気がなく成魚になる前に全滅してしまった。夏の暑さもあったと思うが、ろ過環境であるとかが大げさなのと、水流の影響でメダカの体力が削られてしまったのではないかと推測。
再び稚魚をいただいてきて、今度はろ過のない昆虫用のプラ水槽で、今に至るわけだが、世代を重ねることはなかなかうまくいかないが、元気に泳いでいるのだった。
ろ過装置付きの水槽が余ったので、昨年から金魚を飼うことにした。せっかくなのでノッタリクッタリ泳ぐのが可愛い琉金一択でホームセンターのペットショップで3匹購入し、飼育開始。そのうち一匹は胸鰭が奇形であまりうまく泳げないようですぐに死んでしまった・・・(購入時によく確認しなかったのがいけなかった)
昔熱帯魚を飼っていたことがあるので、それよりは簡単だろうとなめてかかっていたら、結構繊細な生き物で、冬のある日水替えをしようと、水槽掃除がてらベランダで一晩カルキ抜きをした水に半分ほど替えたことろ、2匹とも水面に浮いてしまい、水底に潜れなくなってしまった。
転覆病というものらしく、すぐに死ぬわけではないが、原因がいろいろあるため治療も困難。予想では急激な水温変化によって内臓疾患を起こしてしまったのではないかと考える。そのような理由であまり長生きが出来なくてかわいそうだった。
そのような理由でしばらく飼うのは控えていたが、先日またホームセンターのペットショップに安い琉金もどき(ミックス金魚売り場)をお迎えして。以前の反省を踏まえて慎重に水替えしながらの飼育を始めた。
しかし数日経って、また転覆病患者が発生(3匹中1匹)。水温は大丈夫なはずだけど、、、。この個体は買ってきたときから非常に元気で餌を与えると大暴れして水面の空気と一緒に餌をパクパク食べまくっていた(俗にいう空気食い)。まさかそれだけで転覆病になるとは思えないけど、餌のやりすぎという面も考えられるので、早期発見ということでしばらく餌を控えたり、ネットの情報を色々な転覆病の治療方法を探してみた。
やはり大方の原因は内臓疾患のようで、消化不良によりお腹の中にガスがたまるためとのこと。よくよく見るとうちの個体も、糞の中に気泡があったり、まさにそういう原因なんだろうなぁという現象だ。
今回の場合は常に転覆しているわけではなく、朝に餌を与えてから暫く転覆症状がおこり、夕方か夜には回復しているためそれほど深刻ではないので、今のうちに試せることをしてみようと、一番簡単そうな対応から始めることとした。
水槽に水草入れて食べさせるのがよいというお話で、以前からお腹の調子をよくするために植物性の餌が良いなどとして、与えてみたがあまり効果がなかったが、水草を食べるように習慣づければ、毎日の餌にガッツくことは少なくなり、転覆現象も改善されるのではと、試してくることとした。
金魚の水草といえばやっぱりカボンバが人気そうなので、さっそく投入。最初は隠れ場くらいにしか使ってないようだったが、しばらくしてみると、新芽がかじり取られていたり、若い葉っぱが減っていたり、最近では一本抜けて浮いているなど、明らかに食べているだろうという状況。
それが確認できるようになったあたりから、転覆症状の時間が短くなってきた。以前は夕方くらいまでお腹を上にして浮いていたのだが、昼過ぎくらいには普通に泳いでいるのが確認できるようになった。
まぁ、転覆病の治療に「水温を上げる」というのがあるので、これから夏場に向けて水温が上がった結果かもしれないが、引き続き様子を見てみたいを思う。
誰も見ていないような独り言ブログなのでとは言わないが、公の場で「生き物を死なせた」ような話をするのは荒れる原因になるかもしれないが、生き物を飼うということはそういうことに向き合っていくことじゃないかなと思います。決して遊び半分ではないし、いつも癒してもらっている分精一杯お世話したいという気持ちになります。